Business Report
ビジネスレポート
学校給食

営業報告【生産品:お弁当】1-1

今回の営業報告の内容ですが、
学校給食をつくっている会社へのユニフォーム提案です。

お困りごと

弊社ホームページの問い合わせにメールが届きました。

「学校給食を作っているが異物混入対策を行いたい、予算もあまりなく1722を安く買えないか?」との問い合わせでした。

弊社の方から連絡させて頂き、状況を確認させて頂いた所、調理着を着用し生産をしている。との事。調理着の購入値段が安く、異物混入対策を行った様なユニフォームは高く変更したいが中々出来ない。との事。

弊社の提案

まずは、調理着を着用して食品を扱う事は非常に危険である旨をお伝えさせて頂きました。

  • 袖口がゴム留めでブカブカである。
  • ボタンで前身頃を留めているので、取れたボタンが食材に混入する。欠けた破片が食材に混入する。
  • ポケットが外にも付いているので、ポケットの中の物が食材に混入する可能性がある。

お客様は、既に内容をご理解しており、変更を希望していました。

問題は価格が問題になっていました。

作業環境をお伺いすると、着替え場所と調理場の間にはエアシャワーなどは設置されていない。との事。また腰インナーまでは考えていない。との事でしたので、1703をご提案しました。

1703は袖口がリブになっており、前身頃は異物混入を考えてコイルファスナーを採用しています。職場には女性が多い業種との認識からコート丈を採用し、腰回りなどを隠せる仕様になっています。腰インナーや袖インナーなどの不要なパーツをそぎ落とし、使用環境にあった製品仕様にする事で価格を抑えた商品となっています。とご説明させて頂きました。

今後について

サンプルを1着提出させて頂き、現場で着用してみる。との事。

弊社からは「現場からは「調理着が良い」と反対されると思います。理由は調理着と比べると【袖リブ】になっている為「窮屈に感じる」「袖まくりが出来ない」等、色々理由は出てくるかもしれません。しかし異物混入対策を行うのであれば、何かを我慢しないと達成出来ません。従業員様が言いたいことも理解できますが、問題が発生して困るのは会社であり、その会社で働く従業員様である事をご理解頂かないと変更は難しいと思います」とお伝えさせて頂きました。

お客様からは「中々難しいが理解してもらえるよう説明する」との事。

着用感や現場の意見なども踏まえて2週間後に連絡を取らせて頂く事になりました。

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