2021年 FOOMA 展示会
2021年度国際食品工業展へ出店してきました。
コロナ感染者が未だ収まらない中、本当に開催されるのか不安でしたが展示会は開催するとの連絡があり。準備を進める事としました。如何に密を発生させないか?如何に感染しないように展示するか?をよく考えながらブースのデザインや展示方法などを検討いたしました。
Contents
展示方法
今までは、商品をお客様がご自由に触って頂き、実際に着用したり触って頂いておりましたが、今回は商品に不特定多数が触る事が感染の拡大を招くのではないか?と言う観点から、商品すべてをガラスケースに収める事にしました。これには社内でも決定するまで非常に右往左往しました。
「わざわざ展示会に来るのにも関わらず、白衣や衛生帽子に触れないって、意味あるの?」
「万が一感染したらどうするの?感染した人にも家族が居て会社があるんだし、出来る限り触れない方が良い」
「どこで感染したかは、解りっこないんだし、入場の際には消毒もするんだから従来通りの方法で良い」と言う意見まで、
様々な意見が出ましたが、企業として「解らないから大丈夫」と言うのは、ちょっと違うんじゃないか?との意見が出て、迷った時は「基本と正道」が重要である。との社長意見から不特定多数が触れない展示方法を採択しました。
全てをガラスケースに入れると言う案も出たのですが、一番触られるであろう、食品工場用白衣と衛生帽子をガラスケースに入れる事としました。
ブースに立ち寄ったお客様からは、
「えっ触れないの?実物を触りたいんだけど・・・」や
「面白い展示方法ですね。【白衣】ではなく【デパートなどのファッション】みたいですね」など
様々なご意見を頂きました。
サンプル自体は展示品以外にも準備していたので、「触りたい」と言うお客様に対しては、消毒をして頂いた後にサンプルを渡していました。この方法だと不特定多数が好き勝手に触ると言う事は出来ませんので、結果的にはコロナ禍の中では良い展示方法だったな。と思いました。
意外と人気があった商品
展示会が始まる前までは、抗ウィルスSEK商品に人気が出るのではないか?と想像していたのですが、コロナ禍になって1年以上経過したせいか、思ってるほど興味を持つ人は少なかったです。。。
食品工場白衣専用プリントが非常に人気でした。
「社名刺繍を行いたいが刺繍の糸が異物にならないか気になって刺繍加工出来ない」とおっしゃるお客様や刺繍加工の裏側を初めてご覧になって、「こんなに糸が出てるの?」と驚きになるお客様など、反応は非常に良かったです。特に色数が3色や4色になっても値段が上がらないと言う事も、非常に受けがよかったです。
詳細は以下のコラムに記載あるので、是非ご覧ください。
今後について
様々な食品工場様や包装資材を扱うお客様などから、白衣や衛生帽子、インナーキャップなどいろいろご質問を頂いたり現状のお困りごとを教えて頂いたりと、開催前は非常に不安でしたが、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。今後は弊社からご連絡させて頂くこともあるかとは思いますが、その際は、また色々ご教示頂けますようお願いいたします。