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食品工場用の不織布マスク生産状況に関して (続報3)

前回のコラムでは最近見かける様になった不織布マスクについて記載しましたが、今回は食品工場向けの不織布マスクに関して記載しています。

最近の不織布マスクに関して

最近の不織布マスクに関して

今まで1枚100円や70円だった物が、1枚40円や35円の製品も出てきました。最近では1枚20円や10円などの価格で販売されていたりしています。布マスクが主流になってきて需要が下がってきているのか、今ある在庫処分価格なのかは解りませんが、最近は非常に安く買える様になりました。安くなったと言えど、コロナ禍以前の価格と比べると、まだかなり割高です。。。

ボカシ入れたんですが、NGならご連絡ください。写真削除します。

食品工場用 マスク

食品工場用 マスク

食品工場用のマスクは世間で販売されているマスクとは違い飛沫防止の2層マスクです。機能や材料構成を考えると3層マスクより安いハズなんですが、なぜかさほど価格が変わりません。

この点に関しては3層マスクは在庫処分での価格下落が激しいと言うのが現状だと思います。

これから寒くなってくるとインフルエンザの流行が気になる所ですが、今年は例年の様に感染者が増える可能性は低いのではないかと予想しています。(資料.1)は2019年末から2020年始にかけてのインフルエンザ患者数の推移グラフです。例年に比べるとかなりの低水準となっています。これはコロナウィルス感染防止を行った為だと考えられます。その為2020年末~2021年始も同様に推移すると考えるのが妥当ではないでしょうか?

資料.1

マスク販売会社の本音

マスク販売会社の本音

特に本業がマスク販売でない会社の本音としては、

売れると思って在庫したけど、だんだん売れなくなってきた。海外から仕入れた金額で在庫は山積み。2020年年末からのインフルエンザの流行も可能性としては低い=更にマスクが売れない。残った在庫は資産計上する為、税金がかかる(約40%)納税はキャッシュで納税しなければならない。現金がなくなれば黒字でも倒産する。

儲からなくてもいいから今のうちに在庫を処分したい!

このような思考プロセスになるのは明白です。なので時間が経てばまだ値段は下がるんじゃないかな?と思っています。特に今まで聞いた事のない会社のマスクなどは下落が激しいのではないか?と想像していて、この在庫処分品がなくなった後、初めて正規価格が解るのではないでしょうか?

肝心な食品工場向け2層マスク

食品工場用の2層マスクも少しづつ市場に出てきました。値段は以前の3倍~5倍の間で推移しています。ただし安定供給(値段と物量)を出来る会社は中々おらず、値段は毎月毎月変動しています。そう言う点では2層マスクの方が3層マスクより市場価格に近いのかもしれません。

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